ポンポンなんでも入れられる「ポンバッグ」
ポルトガル語でパンのことを『pão(ポン)』 パンみたいにふっくらした形が可愛くてポンバッグとネーミングしました(^^)
大きめのマチに内ポケットをつけたので、スマホやボトルなどの出し入れが簡単で便利です。
ショルダーは短めにセットして体にフィットさせて使うとかっこいいですよ。
GogoCandyの型紙には作り方をつけていません。作り方は動画を見ていただく方法をとっております。
まず動画を見ていただいて、それから型紙のご購入をご検討下さい。
このブログでは動画の補助としてご活用いただけたら・・・と、画像と文章で公開しています😊
少々長い記事になりますが、作りながら見ていただければ幸いです💕
GogoCandyは、まるっこくてかわいい💕持っているだけで元気になれるバッグを作っています。
ハンドメイドを楽しみたい方へ、だれにでも作れるような方法でバッグの作り方を公開しています。
是非チャレンジしてみてくださいね。
作って楽しい、そして毎日使ってさらに楽しい、GogoCandyのバッグをお楽しみください😊✨
用意するもの
・内生地 横 100cm 縦90cm
・表生地 横 80cm 縦110cm(少々余裕を持ってご準備ください)
・40mmの角カンとアジャスター ひとつずつ
・マグネットボタン ひと組
・接着芯10cm四方ほど(4~5cm角ほどに切って4枚使います)
(マグネットボタンをつけるときの生地の補強に使うと便利ですが、なければ普通の布でもいいかと思います。 またマグネットボタンの付け方は色々あると思いますので、ご自身のやり方でやってくださいね)
↓これらは飾りですので、なくても大丈夫です
・ピスネーム(ハサミタグ)(なくても良い)1個
・鍵フックにするテープ(なくても良い)7cm1本
型紙の使い方
型紙はオンラインショップで販売しています。
タウンロード版(A4・A3)、ペーパー版があります。
型紙はカットして使っていただきます。
アルファベット同士を組み合わせてご利用ください。
のりしろを設けてありませんので、アルファベットの端を2枚ともぎりぎりで切らずに、画像のようにどちらか一枚の端をのりしろ用に残しておいて貼り合わせるといいと思います。
生地をカットして、合印にマークする
型紙に記載してある通りに生地を用意します。
[表生地]
・正面の生地は「わ」でカットして1枚
・マチの生地は2枚
・タブ1枚
・ショルダーベルトは「わ」でカットして1枚
[内生地]
・正面の生地は「わ」でカットして1枚
・マチの生地は2枚
・内ポケットの生地2枚(内生地で作りますが、表生地を使っても可愛いですね)
ポンバッグはマチと正面の生地が通常の作り方とは逆になります。型紙にどちらが正面なのか記載していますので、間違えないように注意してください。
「わ」については以下の記事をご確認ください。
型紙には合印を入れております。
合印の縫い代の部分に小さく切り込みを入れて印をつけるか、またはチャコで印をつけておいてください。
ちなみに型紙の縫い代は1cmでつけてあります。
ただし、ショルダーベルトとタブだけ1.5cmの縫い代をつけてあります。
[内袋]内ポケットを作る
まず内袋から作ります。
マチの生地に内ポケットを付けるため、ポケットの上の部分の端処理をします。
横につけた印を目安にポケットの端を三つ巻きにして、生地の端を始末する。
ポケットは二つ用意します。
ポケットの端処理ができたら、マチの生地の上にポケットを重ねて、縫い合わせます。
こちらがマチです。マチの上にポケットを重ねました。
※ポンバッグは、正面の生地よりもマチの生地のほうが広くとってありますので、少々混乱するかもしれません。間違わないように注意してください。
マチの生地の合印と、ポケットの合印がうまく重なるようにセットして端っこを縫います。
続いてポケットの中心にステッチを入れて、ポケットを分割します。
[マチ+ポケット]これを二組作ってください。
[内袋]正面の生地にボタンをつける
内生地の正面の生地に、マグネットボタンをつけます。
マグネットボタンのつけ方はいろいろあると思います。皆さんのお好きな方法をとってくださいね。
これはあくまでも私のつけ方ですので、参考までにご覧ください。
正面の生地の中心、上から4.5cmほどのところに、小さく2つ穴をあけます。
リッパーを使うと簡単です。
私が使っているボタンはしっかりとした厚みのあるボタンなので、上から4.5cmの位置がベストポジションだと思っていますが、ボタンの大きさによってポジションを変えていただいて大丈夫です👌🏻
あけた穴の裏側から4~5cm四方に切った接着芯をアイロンで貼って、一旦穴をふさぎます。
アイロンで接着芯を貼ったら、再び表側から、先ほどあけた穴を接着芯ごともう一度開けます。
この穴に、表側からマグネットボタンを差し込みます。
表側からマグネットボタンの足を差し込んで
裏から、マグネットボタンの足に座金をはめます。
ペンチを使って、マグネットの足を倒します。
マグネットの足は私は内向きに倒しますが、外向きに倒してもどちらでもいいです。
ボタンがついたら、裏側からもう1枚接着芯をアイロンで接着します。
表から接着芯がはがれないようステッチを入れます。
裏から見て、このようになっていれば、ボタンが隠れるので、表生地と組み合わせたときに、生地を傷めなくていいのではないかと思います。
[内袋]マチと正面を縫い合わせる
いよいよマチの生地と正面の生地を縫い合わせて袋状にします。
マチの底の部分と正面の底の部分から縫い合わせるといいと思います。
「中表」で縫い合わせます。
生地の表の面と表の面が向かい合わせになるということです。
まず底の部分から、合印まで一旦縫います。
合印と合印を合わせます。
底の部分から縫い合わせるときれいに仕上がると思います。
お好みで、鍵などをひっかけるためのループをつけたいときは、私は7cmほどに切ったテープを半分に折ってつけています。
ポケットのわきにつけるといいのではないでしょうか?
その場合、半分に折ったテープを内向きに挟み込んで縫い合わせます。
次に上から縫うのですが、この時に注意してほしいのは、一番上1cmほどは、縫わずに開けておいてほしいのです。
これは重要ポイントなので、ぜひあけておいてください。
全て一番上の部分は1cmほどあけておいてください。
これはマチの生地を裏から見た図です。
このように縫い合わせれば、最初にポケットをセットした時の縫い目は隠れるというわけです。
正面の生地とマチの生地が組み合わさったら、表からポケットのキワにコバステッチをかけます。
補強の意味でコバステッチを入れていますが、不要だと思えば省略しても大丈夫です👌🏻
コバステッチとは生地の端にステッチを入れること。コバステッチについては以下の記事でもお話ししています。
このようにステッチを入れたら、同じようにもう一組のマチの生地を正面の生地と「中表」で縫い合わせて内袋を完成させます。
ショルダーベルトを作る
次に表生地で、タブとショルダーベルトを作ります。これもいろんなやり方があると思うので、参考までに見ていただければ幸いです😅
こちらの記事でも細かく書いていますので参考にしてください。
タブと、ショルダーベルトの縫い代をあらかじめアイロンで倒しておきます。
ショルダーベルトの仕上がり幅は4cmにしたいので、その倍の8cmの幅で縫い代を折り入れておきます。
型紙には、タブと、ショルダーベルトの縫い代は1.5cmつけてあります。
8cm幅に切った厚紙をあてて、アイロンをあてると簡単に縫い代を折り入れることができます。
タブは単純に、縫い代を内側に折り入れてから、半分に折って両端を縫い閉じればOKです。
私は端から0.5cmほどのところにステッチを入れますが、お好きなところにどうぞ😊
次にショルダーベルトですが、「中表」にして二つ折りします。
折り入れた縫い代を、一旦手前にすべて折り返す。
この状態のまま縫いとめる。
そのあと、角を切り落として、返しやすくしておきます。
これを表に向けてひっくり返す。
そうすると、縫い代がきれいに中に納まります。
ちなみに反対の先端はこの処理をせず、切りっぱなしのままで大丈夫です。
端っこから0.5cmほどのところにステッチを入れます。
この時、ミシンの押さえによって、どうしても上にくる生地が下の生地よりも押されてよじれて仕上がってしまいます。
そこで、右手の薬指をうまく使って、下にくる生地を気持ち引っ張る感じにして、
左手は、上にくる生地を押さえの向こう側にくぐらせる気持ちで縫うと、よじれずきれいに仕上がります💦
反対側にもステッチを入れる。
次に4cmのアジャスターに通します。
最近私はリュックカン(一本送り)を使っていますが、プラスチック製のものでもいいですよ。
先端処理をしたほうをアジャスターにくぐらせる。
くぐらせたらすぐに折り返して2本ほどステッチを入れてとめる。
次に、先端処理していないほうから、角カンに通す。
先端処理していないほうを角カンに通したら、アジャスターに戻って先ほど縫いとめたところの上に再び通す。
先ほど縫いとめたところが隠れるような形になります。
先ほど通した角カンに、タブを通して
仮どめする
これでショルダーベルトができました🙌
表袋を作る
表袋にはポケットは付けないので、マチと正面の生地を「中表」で縫い合わせます。
内袋と同じように底の部分から縫うといいと思います。
まずは合印から合印まで
表袋も同じように上の部分は1cm縫わずに開けておきます。
過去に私もここを開けずに縫ったこともあるのですが、最後に閉じるときにかなり苦労するので、できるだけ・・・いや絶対あけたほうがいいと思います😅
飾りのタグを入れる場合は内向きに入れます。
注意したいのは、ポンバッグの場合、マチと正面が通常の作り方と逆なので、最終的にタグをどこに見せたいかをよく考えてポジションを決めてください💦
私の場合は、ここに挟み入れています。内向きに入れると最後にコバステッチを入れたときに表に向いてきれいに仕上がります💦
縫い代を正面側に倒して、その上にコバステッチを入れていきます。
繰り返しになりますが、ポンバッグは正面とマチが通常のバッグの作り方とは逆になるので、内袋のポケットにコバステッチを入れるときとは違って、表の生地にコバステッチを入れるときは、反対側から縫っていきます。
いつもと反対になるので、ちょっと気持ち悪いというか・・・💦
変な気持ちになりながら縫うことになるのではないかと思います😅
コバステッチも上1cmは縫いません
縫い代は正面側に倒して、正面の生地の端っこにコバステッチをかけていきます。
なんだか混乱しますよね・・・😩間違わないように注意が必要です。
私もいつも「えっと・・・💧」と考えながら縫っています😟
同じように向かいの面にもマチの生地を縫い合わせて表袋を完成させます。
内袋と同じように上1cmは全て縫わずに開けておきます。
コバステッチも上1cmはあけておいてください。
表袋にショルダーベルトをつける
完成した内袋にショルダーベルトをつけます。
画像のように内向きに、そして裏が見えるような状態でつけます。
このようにショルダーベルトを仮どめしておきます。
表袋と内袋を縫い合わせる
表袋の表の面と、内袋の表の面を向かい合わせてセットし、返し口をあけて一周縫います。
ここで一つ注意が必要です!
上1cmあけて縫ってきましたが、この縫い代を全て割って縫い合わせていきます。
縫い代を開いて、その下を縫い合わせていきます。
返し口を一か所開けてください。
返し口はどこにとってもいいのですが、私はいつもショルダーベルトの下の部分に返し口をとってスタートしています。
このようにして縫っていくと、ショルダーベルトも中に隠れるような感じになります👍🏻
画像のように縫い代は割って縫い進んでいきます。
返し口を一か所開けてぐるりと一周縫い合わせました🙌
縫い代の部分に切り込みを入れる。
こうすると表に返したとき、きれいに収まります。
表に返して仕上げる
いよいよ仕上げですよ🙌
あけておいた返し口から中を引っ張り出して、すべてを表にひっくり返します。
表にひっくり返したら、アイロンで整えて、返し口をふさぎながら一周縫うと出来上がりですよ!
キワを縫ってい行くのですが、下の生地を縫い落っことさないように注意しながら縫ってくださいね💦
ショルダーベルトの接続部分は補強の為、点線のように私は縫っています。
ただこれもお好みですので、不要だと思えば省略しても大丈夫かと・・・。
これで完成です🙌
先ほどから「上1cmあけてください」と何度も繰り返した理由ですが・・・
表に返したときに縫い代はこの白い線のように、中で広がっているはずなんです。
これが広がらないと、最後にステッチを入れるときに生地がつってしまって、ステッチを入れづらいし、きれいに仕上がらないんです😩
でも縫い代を1cm縫わずに開けておくことで、このように中で生地が広がるので、ステッチも入れやすく、きれいに仕上がります✨
内ポケットは両サイドにつきます。
そして、このバッグはファスナーの開閉ではなく、ボタンなので、出し入れが簡単です。
ファスナーで開閉したい方には向かないかもしれませんが、サイドから荷物を出し入れするのにとても簡単で便利です。
是非お荷物をたくさん入れてまんまるにして使ってあげてくださいね💕
GogoCandyの型紙はこちらから
gogocandy.shop
型紙に作り方はついていません。
まずは動画を見てから型紙の購入を検討してくださいね💕
youtube.com/@gogocandy_aco