マグネットボタンのつけ方

裁縫のヒント

バッグ作りでよく使うマグネットボタン。

実は、色々な取り付け方がありますよね。

皆さんがいつもやっている、お気に入りの方法があるかもしれません。

もちろん、ご自身が一番やりやすい方法で取り付けていただいて大丈夫ですよ!

ここでは、あくまで私個人が普段から実践している、ちょっとした工夫を含んだ取り付け方をご紹介させてください。

一つの方法として、「なるほど、こんなやり方もあるんだな」と、参考にしていただけたら嬉しいです😊

マグネットボタンの選び方:あなたのお気に入りを見つけよう!

マグネットボタンには、本当にたくさんの種類がありますよね。厚みのあるものから薄いもの、直径が大きいものや小さいものまで、いざ選ぼうとすると「どれがいいんだろう?」って迷ってしまうかもしれません。

どれを選ぶかは、まさに皆さんのお好み次第です!どんなバッグに、どんな風に付けたいかによって、しっくりくるタイプは変わってきますからね。

ちなみに、私がバッグ作りでよく使っているのは、直径19mm、厚み5mmのタイプです。

このサイズは、しっかりマグネットが効いてくれるので、個人的にはとても気に入っています。

でも私も今後、もっと使いやすそうな新しいタイプに出会ったら、気軽に試してみるかもしれません!

ぜひ皆さんも、色々なマグネットボタンを試して、ご自身のバッグ作りにぴったりの、お気に入りの一つを見つけてくださいね。

あなたの「好き」が一番大切ですよ!

追記:GogoCandyで販売しているマグネットボタンは、現在「薄型」に移行しました!
薄型でもしっかりマグネットが効いて、仕上がりがよりスマートになるので、ぜひこちらも試してみてくださいね。

マグネットボタン[薄型18mm] 1個

マグネットボタン[薄型18mm]5個

マグネットボタンの補強には接着芯がおすすめ!

4~5cm四方にカットされた接着芯とマグネットボタン

マグネットボタンを生地に直接取り付けることももちろん可能ですが、バッグを長く使うことを考えると、接着芯で補強するのがおすすめです。

特に、開け閉めの際に力がかかる部分なので、ひと手間加えることで、生地への負担を減らし、より丈夫に仕上がりますよ。

補強には、少し厚みがあって適度な張りがある接着芯が最適です。

これを1辺4~5cmほどの四角形にカットして、4枚ご用意ください。

生地の裏側に貼ることで、ボタンがしっかりと固定され、型崩れや生地の伸びを防いでくれます。

マグネットボタンの取り付け:穴開けと位置決め

それでは、いよいよマグネットボタンを取り付けていきましょう。

ここでは、内生地の正面部分にボタンを付けます。

今回はGogoCandy一番人気の「ポンバッグ」を例に説明しますが、他のバッグでも基本的な考え方は同じです。

まず、正面の生地の中心を見つけてください。

上から4.5cmほどの位置に、小さく2つの穴を開けます。私がよく使う、しっかりとした厚みのあるボタン(直径19mm、厚み5mmのもの)だと、この4.5cmという位置が、使ってみて一番しっくりくるベストポジションだと感じています。

ただし、お手持ちのマグネットボタンの大きさや厚みによって、最適な位置は変わってくるかと思います。

ですので、この4.5cmというのはあくまで目安として、ご自身のボタンに合わせて、一番使いやすいポジションを見つけてくださいね。

ボタンを仮置きしてみて、開閉のしやすさなどを確認してみるのがおすすめです。

この穴開け作業、実はリッパーを使うととっても簡単です!

リッパーの先端を穴を開けたい箇所にそっと差し込み、生地の織り糸を丁寧にカットしていくと、きれいで小さな穴がスムーズに開けられますよ。

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接着芯で生地をしっかり補強しよう!

穴を開けたら、次は生地の強度を上げるための大切な工程です。

先ほど用意した1辺4~5cmの四角い接着芯を、開けた穴の裏側からアイロンでしっかりと貼ってください。

この時、一度接着芯で穴を完全に塞ぐようなイメージで大丈夫です。

こうすることで、マグネットボタンを取り付けた際の生地の負担が大幅に減り、ボタンが取れにくくなったり、生地が伸びたりするのを防いでくれます。

ひと手間加えるだけで、バッグの耐久性がぐんとアップしますよ!

↑これは、生地の裏側から接着芯を貼った時のイメージ図です。

この時、一度接着芯で穴を完全に塞ぐようなイメージです。

接着芯をアイロンでしっかり貼り付けたら、次のステップです。

今度は、バッグの表側から、先ほど開けた穴の場所を、接着芯ごともう一度開け直します。

つまり、一時的に塞がれた穴を、再び表まで貫通させるイメージですね。

これにより、接着芯で補強された部分にきれいにマグネットボタンの足を通すことができます。

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マグネットボタンの取り付け:いよいよ差し込み!

接着芯でしっかり補強した穴が再び開いたら、いよいよマグネットボタンを差し込みます。

バッグの表側から、開けた二つの穴にマグネットボタンの足(突起)をぐっと差し込んでください。

この時、接着芯ごと貫通させるので、少し力を込める必要があるかもしれません。

これで、ボタンがしっかりと固定される土台ができましたね!

まず、バッグの表側からマグネットボタンの足を、先ほど開けた穴にしっかりと差し込みます。

次に、裏側に回って、差し込んだマグネットボタンの足に、付属の座金(ワッシャー)をはめ込みます

この座金が、ボタンの足をしっかりと固定するための大切な役割を果たしてくれます。

最後に、ペンチを使って、ボタンの足をぐっと倒します

私はいつも内側(ボタンの中心方向)に倒していますが、外側(ボタンの外側方向)に倒しても、どちらでも大丈夫です。

ご自身がやりやすい方法、またはよりしっかりと固定できると感じる方法を選んでくださいね。

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マグネットボタンの最終補強:裏側にもう一枚接着芯をプラス!

これでボタンはしっかり固定されましたが、もうひと手間加えることで、さらに安心感がアップします。

最後に、ボタンの裏側(足が倒れている部分)を保護するため、もう一枚接着芯を貼って生地を保護します。

これは、表生地と組み合わせたときに、ボタンの足や座金が生地に直接当たって傷めてしまわないようにするためです。

特に、薄手の生地やデリケートな素材の場合には、このひと手間がとても重要になります。

今取り付けたばかりのボタンの裏側から、もう一枚の接着芯をアイロンでしっかりと接着してください。

こうすることで、先ほど倒したボタンの足がすっぽりと隠れ、生地に直接当たることがなくなります。

接着芯を貼ったら、今度は表側から、接着芯が剥がれてこないように、その縁に沿ってステッチ(縫い目)を入れます。

これで、しっかりと固定されますね。

これは、裏から見た時の様子です。

このようにしておくことで、ボタンの足や座金が表生地に直接当たって、生地に与えるダメージを最小限に抑えられるのではないかと、私は考えています😊

これで、マグネットボタンの片方がしっかりと取り付けられました!

もう片方のボタンも同じように取り付けていきましょう。

ここでは、分かりやすいようにあえて赤い糸で縫いましたが、実際に作る際は、生地と同じ色の糸で縫えばステッチがほとんど目立たず、とてもきれいに仕上がりますよ!

ボタン完成図

手作りの醍醐味って、まさに自分好みにアレンジできる自由さにありますよね!

私も「こうしたいな」って思ったことを形にできるのが楽しくて、いつも夢中になっています。

だから、ここでご紹介した方法は、あくまで私のやり方の一つなんです。

皆さんの手元にある道具や、これまでの経験、そして何よりも「こんな風に作りたい!」という気持ちに合わせて、ぜひ皆さんのやりやすい方法で挑戦してみてくださいね😉

型紙通りに作るのも素敵ですし、ちょっとした工夫を加えて「私だけのオリジナル!」にするのも、手作りの大きな喜びです。

さあ、あなたの感性を信じて、心ゆくまで素敵なバッグ作りを楽しんでください!✨✨✨

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